意識高い系の「親の言うことなんか聞くな」がムカつく
どうも意識高い系ハルハロです。
僕は意識高い系なのですが、同時に意識高い系にいら立ちを覚えもします。
親の反対でくじけるなら芯が弱いだけ？
一部の意識高い系の人が「自分のやりたいことをやれ。人の意見に耳を傾けるな。」って言いますよね。確かに自分のしたいことを優先することは大切なことだと僕も思います。しかし、以前このような場面に出くわしました。
ある意識高い系がこんなツイートをしていたんですね。「親の反対とかで自分のしたいことをできない人は、自分の芯が弱いだけだ。親に反対されてくじけるようならその程度の夢だったってことだ」その人には多くの賛同が集まっていました。でも僕はどうもその意見に腹が立ったんです。
誰がお前を育てたんだ
親の反対で何かをあきらめるのは自分の芯が弱いから？いや、あなたがそこまで大きくなったのは誰のおかげなんだと僕は思うわけです。
育ててくれた親に対して言うことを聞かず家を飛び出しでもしたら、その育ててくれた親に対して親不孝だとかは思わないんでしょうか。
確かに自分のしたいことをすることは自分の人生を悔いのないものにしていくうえで大切なことです。
それはこちらの記事でも書いています。
しかし、そのただ唯一の制限って、人に迷惑をかけないことではないかなと、思うわけです。
親の言いなりになれ、親のために人生を生きろと言ってるのではない
親には親なりの「この子にはこういう子に育ってほしい」という願いがあって、僕たちのことを育ててくれたと思います。その親のこういう子にそだってほしいという願いを完全に無視して自分のしたいことをしていくというのはただの自分勝手じゃないかなと思うのです。
僕は自分のしたいことをあきらめろ、親の理想の子供になれと言っているわけではないのです。自分のしたいことと親の理想の子供像が違うのであれば、親を説得したり、まずは親の要望をかなえてあげる。そういったことが必要なのではないかと思います。
親を旅行に連れて行ってあげる。大学の学費をまず返す。そういったことをして初めて自分のしたいことをしてもいいのではないでしょうか。
自分のためにも親は大切にする
僕が言っているのは何も親のためだけではありません。人は人の愛によって幸福感を感じます。親というのはかなり長い付き合いになる数少ない人のうちの１人、２人ですから、親からの愛というのは人生をより幸せにするのに必要不可欠と言ってもかまいません。それなのに、もし自分のしたいことだけをして親と疎遠になってはその不幸というのはかなり大きなものなのではないでしょうか。
最後に
最後になりますが、自分のしたいことは追うべきです。しかし、それで親と疎遠になっては人生というロングスパンで考えたときに絶対にマイナスになると僕は思います。親とはうまくやっていく方法を模索しましょう。
