ハルハログ

自分で何かするときは必ず5人に相談を 僕が病気の子供を救いたいと思ったとき

どうも、人の役に立つことで自分の存在意義を見出しているハルハロです。

 

昔からいじめられっこに優しくしたり、困っている人には必ず手助けをしたり、なにも僕は優しいんだというわけではありません。僕は人の役に立つことでしか自分の存在を確かめることができないちっぽけな人間なのです。

 

そんな僕が病気の子供を救いたいなって軽い気持ちで始めたプロジェクトがとんでもないことになったお話をご紹介します。もし何かを始めたいと思っている人は参考にしていただけたらと思います。

計画立案

 僕は当時時間がありました。その時間をバイトにあてるのもよかったのですが、こんな僕ですから何か人の役に立てることがしたいなと思って自分に何ができるか考えていました。そんな時に見かけたのが自転車で東京大阪間を24時間以内に走破するという挑戦。それを見たとき体力に自信があった僕はできるなとふと思いました。それと同時にこれを人助けにつなげる方法を思いついたのです。

それがこのようなものでした。まず病気の子供からその子の夢を募集します。その後広報活動をしていき、自転車で24時間で東京大阪間を走破するので子供の夢をかなえる資金をくださいとクラウドファンディングをするというものです。今思えばめっちゃくちゃですよね。

でも当時の僕は体力に自信がある、人の目を引き宣伝効果の出そうなこと、とうことでこの自転車チャレンジを選びました。

病気の子供を救いたいと思ったのには、当時僕と年齢の近い20歳そこそこの知人が2名なくなり、そこで若くして命を絶たれる人の存在を知ったので病気の子供たちに何か喜びとか希望とかを与えたいなと思ったのです。

計画実行、しかし思いもよらぬ方向へ

実際にそのために動き出した僕は、そこで現実にぶち当たりました。計画を実行する前は自分では計画に欠陥が見つけることができなかったのですが、いざ始めてみると欠陥が至る所に出てきました。やはり思いついた時というのはかなり熱くなっているので冷静に計画の事を見れないのです。気づいたのですが、時すでに遅し。動き出していた僕はTwitterなどを利用し広報活動を始めていたので批判の的となりました。寄せられた批判がこのようなもの

「そんなような意識高い系のすることなんて時間を持て余した人間の慣れの果てだ。」

「お前に病気の子供が救えるのならもう誰かが救っている。」

「それで成功したとして、夢が選ばれなかった子はどうなるんだ。」

「そういう精神論みたいな事はよくわからない。気持ち悪い。」

「クラウドファンディングで旅ができるなら俺もしたい。」

「そんなことをする暇があるのならアルバイトをしてそのお金でやれ。」

正直ここで上げた意見の中で納得できる批判は一つもありません。でもこういう批判の感情を煽ってしまったのは、僕の計画の至らなさが原因だと思っています。僕はこういった批判の言葉を受け止め、計画の事を熟考したのち、実行をやめてしまいました。

実行を止めたこと自体は正解だったとは思うのですが、広報を始めていたし、友人からあのような多くの批判も受けたのでかなり精神的には傷ついてしまいました。

自分では気づけないこと

僕は、前もって何人かに相談していればよかったなと後になってから思いました。

この計画は自己完結するものでなく、他者を巻き込まなければいけない計画だっただけに、その批判はより大きなものとなりました。

もしあなたがこのような計画を実行に移したいと思っているのなら、その前に誰かに相談しておくことをお勧めします。相談相手は親以外の5人ほどが良いと思います。なぜ親以外かというと、親というのは子供の心配を常にしているので、過剰な心配ののち、様々な事に反対することが多いです。親の意見は世間一般の意見とかけ離れていることが多いのです。そして次に相談相手を選ぶときは同性の、意見をはっきり言ってくれそうな人をしっかり選んで相談した方がいいです。異性であるとやはりいろんなバイアスがかかってしまいますので、同性をおすすめします。

僕らは一人じゃない

何度も言いますが、自分の計画にはなかなか疑いを持てないのが人間の常です。第三者の意見を聞きましょう。そして、自分ひとりの力はとても無力だという事を念頭に置いて計画を進めましょう。人間、一人でなんでもできる人なんてほとんどいません。僕らはみんなで一丸になって、やっと何かを達成できるんです。僕も、あなたも。

しっかり相談し、第三者の意見を取り入れれば、あなたが傷つくことも、僕のように大きな過ちを犯すことも防ぐ事ができると思います。