TOEIC840点でもネイティブとは話せない?日本とアメリカの会話の違いとその対策
どうも、アメリカ留学中のハルハロです。
TOEIC840点でもネイティブとは話せないという実証があります。
それはどうしてでしょうか?
その理由と解決策をご紹介します。
1)TOEIC840点のやつが海外行ったらどのくらい話せるのか
自慢と恥さらしを2行でしますね。
大学1年(日本にいたとき)の7月にTOEIC840点取ったのは僕です。
それから2年以上たった3年の8月からの留学で全く英語が喋れませんでした。
TOEIC840点取ってから勉強を怠っていたわけではありません。
英語の授業もちょいちょい取っていたし、しっかりと留学に向けて勉強は積んでいました。
なのに、ネイティブとは全然話せない。
驚愕です。日本では英語できるやつステータスを高らかに保持していたのに、アメリカでは3歳児としか話が合いません。
これマジでネタじゃなく僕の会話力が2、3歳児レベルなんです。
むしろ2、3歳児のがまだ喋ります。
誰と話しても喋れな過ぎて会話が盛り上がらず、
一番コミュニケーションが盛り上がるのが2、3歳児と遊んでいる時でした。
2)どうしてそんな事が起きるのか
どうしてそんな事が起きるのかなのですが、はっきり言ってTOEICは英語力の指標になりません。
リスニングは超スローだし、スピーキングはテストに含まれてもいません。
聞いて話す、この会話の2要素の能力がTOEICでは反映されないのです。
しかしこの原因は単純なTOEICの構造だけの話では留まりません。
実は会話の文化の違いも大きく影響しています。
日本では3、4人でいる時の会話が一つのボールを使ったキャッチボールなら、
アメリカでは複数のレーンで行われるボーリングです。
日本では誰かが喋るのを周りは静かに待ち、一つの話題をみんなでシェアしあいます。
いわば一つのボールをみんなで協調性をもって投げ合うキャッチボールの様なものです。
しかしアメリカでは自分の言いたいことを真っ先に伝えようとします。
それに3、4人であっても一つの話題をシェアするとは限りません。
頻繁に2:2で別れて会話をするという事が起こります。
日本でもありますが、アメリカでの多さはそれよりはるかに多いです。
四角いテーブルに座っていてもクロスで別々の話が行きかうなんてことも普通です。
マジで。
一人が喋るのを誰かが待っているなんてことはありません。
一番自分の興味がある話題に飛びついていきます。
いわばこれは複数のレーンで行われるボーリングで、みなそれぞれ自由なときにボールが投げられます。
このボーリングの中で、話すのが遅すぎて僕のレーンからは誰もいなくなるなんて事がよくありました。
皆TOEICのリスニングの3倍くらい(感覚的に)のスピードで話すのでどこのレーンにいるかもわからず会話に入っていけません。
1:1だと会話できるのですが、グループで話をするのが最初は本当に億劫でした。
3)対策
こんな状況にならないためにどうすればいいのか。
それは海外に行く前からスピーキング力とリスニング力を鍛えるしかありません。
アメリカと日本の会話文化の違いも念頭に置いて練習すると一層の結果があるでしょう。
スピーキング力とリスニング力を鍛えるために僕がこれしかないというおすすめ教材があります。
まずスピーキング力ですが、DMM英会話が超おすすめです。
教師の方はネイティブか否かを選べて、ネイティブであると割高なのですが、
僕はネイティブじゃなくてもいいと思います。
なぜなら、この教材は自分が話すことを目的としているので相手がうまく喋れるかはさして問題ではありません。
といっても一流の講師ですので、英語はペラペラです。
値段もかなり安く、海外に行く前にスピーキングを伸ばすのには最適です。
アメリカ人は話すのを待ってくれないという事を念頭に、とにかく早く話すことを意識してください。
文法はある程度間違っても問題ではありません。
伝われば良いのです。
続いてリスニングですが、これはモゴモゴバスターという教材が本当に、本当におすすめです。
このサイトへアクセスしてもらえばわかるのですが、よくある超長い説明をかなりスクロールしないといけない、超超うさんくさいサイトです。
でもその優秀さは私が体験済みです。
サイトのリンクを貼っていますが、これはアフィリでもないし、ステマでもないです。
本当のことを言うとアフィリを探したのですがありませんでした。(笑)
でもおすすめしたいのでします。
このリスニング教材、最初は半端じゃなく聞こえません。
なぜならアメリカ人は話すときしっかりと一音一音発音しないのですが、それを忠実に再現した録音音声なのです。
日本の英語喋れないやつのためにゆっくりと録音された学校の勉強用の音声とはわけが違います。
でもこのモゴモゴバスターという教材ではこの省エネ発音を体系的に説明してくれて、リスニングがかなり伸びます。
これを使いだしてからネイティブたちの会話にもついていけるようになりました。
本当におすすめです。
まとめ
みなさまも海外へ行く前はTOEICなどでは満足せず、それプラスアルファの対策をして到着後すぐに現地生活をエンジョイできるようにしてみてはいかがでしょうか?