男4人兄弟に実際に起こっているみんな知ってるおもしろ生物学
どうも、男4人兄弟の長男、ハルハロです。
そうなんです、僕はこのご時世に珍しく4人兄弟、しかも全員男という兄弟構成なのですが、
兄弟が多いからこそわかってくることもあります。
この記事では男4人兄弟の中で実際に発現している生物学の現象をご報告したいと思います。
生物学とは言っていますが、あくまでネタなので実験の有意性とかは問われたら困っちゃいます。
1)隔世遺伝
隔世遺伝の仕組み(仕組みを知っている、もしくはどうでもいい人は「僕は禿げる」へ!)
みなさん隔世遺伝って知ってますか?
高校の生物学でやったという方も多いのではないでしょうか。
簡単に仕組みを説明すると、
遺伝子には同時に存在したときに体の特徴として出てくるやつと、出てこないやつがあります。
例えば目が一重になる遺伝子と、目が二重になる遺伝子を持っていたら、二重の遺伝子が特徴として出てくると決まっているのでその人は二重になります。
一重の遺伝子を持っているのにそれは表に出てこないんですね。
で、二重の遺伝子をA、一重の遺伝子をaとしてみます。
それで遺伝子を構成するには2つの組み合わせからなるということにします。
このときばあちゃんはAAという組み合わせの遺伝子を持っていて、二重。
じいちゃんはaaという組み合わせの遺伝子を持っていて一重だとします。
この時2人の間に生まれた父さんはAaという遺伝子を持つことになります。
父さんは二重になります。なぜならAの二重の遺伝子が体の特徴になると決まっているから。
父さんは母さんと巡り合います。母さんの目の遺伝子も父さんと同じくAaだったとします。
で2人の子供はどうなるのかって話がすこしややこしいんですが、
父さんの精子はAとaの遺伝子を持つのがそれぞれ半々になります。
母さんの卵子もAとaの遺伝子を持つのがそれぞれ半々になります。
その時の遺伝子の組み合わせは
父精子A&母卵子A or
父精子A&母卵子a or
父精子a&母卵子A or
父精子a&母卵子a
ですよね?
この時上3つは遺伝子が両方Aもしくは少なくとも一つはAなので必ず二重になります。
でも一番下の組み合わせは両方aで一重の遺伝子なので一重になります。
おじいちゃんは一重でしたがお父さんは二重でした。
お父さんもお母さんも二重だったのに、その子供は1/4の確率で一重になります。
一つ世代を隔てて一重遺伝子が出てきましたよね。
これが隔世遺伝の仕組みです。
僕は禿げる
では僕たち家族の状況を見ていきます。
僕のおじいちゃんは禿げてました。
おばあちゃんが言うには結構若いときに始まったらしいです。
たぶん20代後半とか。
で、ある日じいちゃんが僕に言いました。
「おい、お前みたいな髪の毛のやつは禿げるぞ。
俺がそうやったからな。」
俺みたいな髪の毛?
今まで考えたことありませんでしたが、家族では僕だけテンパでした。
お父さんもお母さんも他の兄弟3人も髪はストレートです。
おじいちゃんがテンパ。
家族では僕だけテンパ。
兄弟4人中1にだけテンパ。。。
アァァァ!!!!
隔世遺伝の遺伝確立にぴったり合致しています。
世に言う禿げは隔世遺伝するとはこの事か。。。
僕はがっくりと膝をつきました。。。
しかし実は、調べてみるとはげは優性遺伝だとか(優性なら隔世遺伝は起きない)、
一つの因子では起こらないとか、母方からの遺伝だとか(それなら母方に禿げはいないので安心)、諸説あります。
とりあえずこれを気休めに生きていくことにします。
頭皮ケアは入念にしますが。。。
2)脂肪細胞増加時期のお話
皆さんは脂肪細胞の増加は乳幼児期のみに起こる、という話を聞いたことがあるでしょうか?
まず脂肪細胞とはその名のとおり脂肪を貯蓄する細胞です。
世間一般的にはこの脂肪細胞と言うのは小さいころだけに増加し、後はだいたい一定の数を保つと言われています。
この乳幼児期だけ脂肪細胞が増加するという話も長男である僕と次男が実演して見せているのです。
まず僕はとても太りやすいです。そして次男はとても痩せやすいです。
兄弟なのでわかりますが、食べる量が同じでもその体格には如実に差が見て取れます。
これはその理由が判明したときの出来事です。
時は遡る事、私がまだミルクを飲んでいた時のお話し。
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両親が共働きだったので私は祖母の家に預けられていました。
その頃から僕に妙な変化が起きだします。
定期検診の度に僕がぶくぶくと太っていくのです。
お母さんはおかしいなと思いながらも原因がわかりませんでした。
そんなある日私の叔母が祖母の家を訪ね、祖母が私の世話をする様子を見ていました。
その時、叔母はある事に気づいたのです。
「お母さんこれ、、、
粉ミルクの粉の量倍やん!」
「え?」
それから祖母は粉の分量を適正に戻し、
僕の体重は標準に戻っていきました。
めでたしめでたし。
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祖母はあろうことか粉ミルクの分量を間違えていたのです。
しかもきっちり倍!!
なんでそんなことおこんねんって感じですが、祖母に聞いても
「なんでやろな(笑)」
としか返事が返ってきません。
しかしこのお話、「めでたしめでたし」で終わらせることができません。
ばあちゃんが小さいころに僕をぶくぶく太らせたせいで、僕の脂肪細胞は通常より多くなり、
太りやすい体へとしたのです。
しかしばあちゃんの奇行はこれだけではすみませんでした。
先ほどの僕の話を聞いてひと段落の笑いが収まったころ、
おばあちゃんはこんなことを言いました。
「あんたの時ミルク濃すぎてな、太ってもて。
そんで反省したから(次男)の時、粉の量半分にしてん」
なんで?
え、まってなんで?
ばぁちゃんなんでなん。
なんで適正な分量にせえへんの。
僕には理解できませんでしたがミルクの粉の分量を二分の一にされたなんの罪も無い弟の事を考えると不憫でなりませんでした。
そのおかげで次男は幼少期に脂肪細胞があまり増えなかったのでしょう。
僕と比べると食べても太りづらいです。
このように幼少期の脂肪細胞の増加は、一生の脂肪細胞の量を決定づけますので
可愛いからと言って小さい子にあまりにもたくさん食べさせるのはよくないかもしれません。
*ミルクの分量は適正に!!次男はちょっと頭に栄養が足りてないような気がします!!
3)両親の身長から割り出す子供の身長予測
両親の身長から子供の身長を予測できるという事を聞いたことがあるのではないでしょうか?
男子= (両親の身長の合計+13)/2+2
女子= (両親の身長の合計-13)/2+2
この数値は、あくまでも目安となる値で誤差が発生することがあります。
この式ですね。
父の身長は177㎝、母の身長は166㎝です。
僕たち4人兄弟の構成は21歳:180㎝、19歳:177㎝、17歳182㎝、15歳174㎝です。
15歳の四男はまだ伸びる余地がありそうですので今回の実験からは除外します。
では予測が当たるのかどうかを見ていきましょう。
まず男子の身長予測式は
(両親の身長の合計+13)/2+2なので
(177+166+13)/2+2=180(㎝)
僕ら兄弟の身長の平均を出します。
(180+177+182)/3=179.6(㎝)
おお!!!
その誤差わずかに-0.4㎝!!
かなり正確ですね!
もちろんこの値から大きく外れることもあるでしょうが、
参考にすることはできそうです。
結婚相手を将来の子供の身長で考えてみるのもあり?
ナシです
4)生殖行動
では最後に物騒な見出しのこちらのトピックに行きたいと思います。
僕は昔から疑問がありました。
それは
セクシービデオを見た経験や知識が無くても人間は子孫を残せるのか
ほんとにしょうもないですよね。
でも気になって仕方ないです。
昔の先祖のお猿さんたちは言語も無ければもちろんAV機器(はいひっかかった~)も無いので本能的に子孫を残していたかと思います。
しかし、もしかすると彼らも誰かのを見て学習していたかもしれません。
でもでも絶対に最初の個体はいるはずなので彼らは本能だけで子孫を残しました。
果たして人間にもその能力が残っているのか、、、
僕は自身の経験を基にYESだと思います。
さてその時のお話をします。
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それは僕が5歳だった時の事、その時3歳の弟と一緒にお風呂に入るところでした。
2人とも服を脱いだ時、なぜか僕はぴんときたのです。
弟のおしりにおち〇ち〇を挟んだら面白そうだな、と。
思い立ったが吉日、僕はすぐさま弟を四つん這いにさせ実演し、お母さんに
「みてみて、合体!!!(笑)」
と見せつけました。
するとお母さんは何とも言えない表情で
「あんたそれが何かわかっとんの?」
と言いました。
5歳の僕はそこに含まれた深い意味がもたらす、言葉の端々ににじみ出る違和感が非常に印象的でした。
ですので今日に至るまでその時の事を鮮明に覚えているのですが、今となっては母の
「あんたそれが何かわかっとんの?」
に込められた
母の不安、
5歳だから知っているはずはないだろうという自分への言い聞かせ、
しかしここまではっきりと形作れているという事実が煽る疑惑、
そんなものを感じることができるようになりました。
僕はこの時何か不思議な引力の様なものをおしり(弟の)に感じたのです。
僕はこの引力こそが人間に秘められた生殖行動の本能だと信じています。
まとめ
皆さんの身の回りにも何か科学を実証する出来事など起こっていませんか?
見つけたときはかなり興奮しますよ。
ぜひ探してみてはいかがでしょうか。