時給1500円デモ 頑張る若者を条件反射でたたく大人 デモもおかしいけど
どうも、ハルハロです。
僕が前々から腑に落ちないことを呟きます。
頑張る若者を条件反射で叩く大人
前々から腑に落ちないこと。それは「頑張ってる若者をすぐ大人は叩く」ということです。
先日このようなニュースが話題になりましたよね。
この人たちの言っていることはめちゃくちゃですが、叩く側の大人達もめちゃくちゃです。
これを「ダサい」という直観的な言葉で叩いてみたり、
「1500円の価値を身に着けてから言え」など、またこれを1500円の価値の測り方もわからないのに言ってみたり、
「努力もしないで上げろって言うな」とか、もうこれに関しては人の努力を勝手に低く見積もりそれを叩くという見事な合わせ技。
このようなわけのわからない理由で叩いている人たちは若者が頑張っているのを見るや否や、脊椎からの電気信号ブーメランですぐさま批判をしているのでしょう。脳みそに情報が到達しているとは思えない論理の無さです。
バカみたいな理由で叩いてるお前らもバカだ!
それなら顔出してバカみたいなことしてるデモ参加者のがイクバクかマシだ!
と、僕は思うのです。
今回の最低賃金1500円は誰が聞いてもおかしいなと思う内容だったので批判する人が多かったため、彼らも調子に乗りやすかったという側面もあったと思います。しかし、こういう姿勢は若者の挑戦や可能性もつぶす可能性があるんじゃないかなと思います。
しっかりとした根拠なく批判をする人たちは世の中にとって害
きっとこの1500円デモを主催した人は最初に考え付いたとき「なんてすばらしい案だ!」と思ったに違いません。でも、ちょっと考えが浅はかだっただけです。
こういう人たちがいなければ世の中はよくなっていくことはありません。それを、無気力人間がわけのわからない批判をして可能性の芽を摘んでいくというのは、ある意味バカな事をしている人たちよりも世の中に害です。
人の批判をするときは自分でしっかり考えてからではないといけません。
出る杭を打ちまくる日本人の悪い癖です。
もし1500円になったらデモ参加者を苦しめる理由
で、なんだか賛成派のような記事を書いておりますが私もこのデモに賛成することはできません。
1500円に上がれば非正規労働者の人たちに利益がありそうですが、それは全く持って逆です。1500円になるとこの人たちの仕事は無くなってしまいます。
どういうことかと言いますと、時給が1500円にもなると企業は高コストのため苦しみます。そしてどのようにこの高コストを解消しようかとすると、人がやっていた仕事を機械にさせるようになります。
今人がやっている仕事、例えば注文を取りに行ったりだとか、料理を運んだりだとか、レジや受付であったりですら、すべて機械化が可能なのです。
注文を取ったり料理を運んだりの自動化は回転ずしを思い浮かべてもらえばわかると思います。また、テーブルからクレジットカードや携帯で無人で支払いを可能にすることは現実的です。
今まで人件費が安かったので人を雇っていたのが、ここまで高くなると機械化を推し進めたほうが長期的に見てコストが安くなると企業は判断します。
時給1000円であってもそこからキャリアをスタートし、正社員に昇進し、転職し、どんどんとキャリアを進めていくことができます。しかし時給を1500円とするとそのスタートする場が失われるというのが正しい見方だろうと思います。
このエントリーレベルの仕事が少なくなれば、真っ先に仕事が無くなるのは今最低賃金で働いている人たち、つまりこのデモの参加者です。
まとめ
人を感情的に批判する奴は害悪
時給が1500円になると初歩レベルの仕事はなくなってしまう