ハルハログ

ネガティブである事は長所?研究が明らかにしたネガティブである事の効果

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どうも、アメリカ留学中のハルハロです。

 

世間ではネガティブである事はよくないとされていますが、

ここ最近の研究ではそうとは一概には言えないのではないかと疑問を呈する学者も多くいます。

 

僕自身かなりネガティブで、それに悩んでいましたがネガティブである事自体にプラスの効果があると知り、

かなり気が楽になりました。

ネガティブである事の効果をいくつかご紹介します。

 

1)言語能力が高い

ネガティブである事の効果に、言語能力が高いというものがあります。

実際僕自身、現代文だけは勉強しなくても偏差値が70近くありそれを実感しています。

どういうわけかというと、ネガティブな人が言語能力が高いのではなく、

言語能力が高い人がネガティブになるのです。

まだわかりづらいと思いますので、少し説明します。

言語能力が高い人はいつも頭の中で事象を論理的に考えます。

しかもかなりうまく、具体的に考えます。

その結果問題点や、心配な点が見えてきて、ネガティブになってしまうのです。

 

2)失敗することがすくない

ネガティブな人は失敗することが少ないです。

ネガティブな人は心配であるので事前に下調べをしっかりし、

準備をしっかりしてから物事に臨みます。

ポジティブな人に比べ、何度も何度も予行演習や、イメージトレーニングを行うので本番に失敗しづらくなります。

 

3)成長しやすい

そしてネガティブな人は成長しやすいです。

自らの失敗や前回の結果をしっかりと何度も考察する力があるので、

その結果を次につなげることができます。

実は企業の社長にはネガティブな人が多いという驚きの調査結果も出ています。

これは先々の事を考え、将来の失敗要因に対して事前に準備を行うネガティブな人の能力の結果と言えそうです。

 

4)ネガティブな人がポジティブに考えると逆効果

ネガティブな人に対し、

「もっとポジティブに考えよう!」「きっと大丈夫だから心配する事じゃないって!」

というアドバイスをする事がよくありますが、これが逆効果であるという研究結果も出ているのです。

 

ある研究でネガティブな被験者を集め、2グループに分けてにダーツをプレイさせました。

片方のグループには「的の真ん中に当たるイメージをしてから投げてください」と指示をし、

もう片方のグループには「投げたダーツが的とは全然違う方に飛んでいくイメージをしてください」と支持をしました。

すると驚くことに悲観的なイメージをしてから投げた後者のネガティブな人たちのほうが得点が高かったのです。

 

この研究結果に至る原因はよくわかりませんが、

ネガティブな人たちに「心配する事じゃないって」と言って、彼らが納得し心配をしなかった場合、結局物事の最中や直前に「あぁやっぱり準備不足があるのではないか」と心配になってしまいます。

これでは逆効果ですね。

ネガティブな人たちはしっかりと、安心できるまで心配しつくす必要があります。

 

まとめ

ネガティブな人たちはその計画的な性格、思慮深い性格で

物事を成功に導く力を持っています。

自分がネガティブだなと思う人はその力を持っていることだけはポジティブになって

「私なんて何もできないから」と殻に閉じこもる事だけはなくしましょう。